製造業の部品調達を見積から調達・発送までAI機能によりワンストップで提供しているミスミは、デジタルものづくり世代を支援する教育機関(学校法人)向け特別プログラム「meviy (メビー)for education」の募集を開始した。
プログラムの内容は、50校に各10万円相当の部品(meviy購入)を無償提供、さらに製造業において現役で活躍する著名な講師陣による特別講義をはじめ、ものづくりの魅力を伝える学生向け各種イベントの開催を実施する。
【対 象】50校
【応募締切】7月31日
【支援期間】2023年9月1日〜2024年8月末
◆特別プログラム「meviy for education」の詳細・応募はこちらから
機会部品の3D設計データをアップロードするだけでAIにより即時に自動見積、最短1日で出荷を実現する仕組み。これまで、機械部品調達時に発生していた作業時間の9割以上を削減する。また、部品の設計ミスもシステムが指摘。AIによる見積のため材質や表面処理など何パターンでも気軽に見積りができる。システム利用料は無料。
【「meviy 」開発の経緯】
ものづくり人材(製造業)でも人材不足とともに業務改革が喫緊の課題となっている。中でも手間がかかっていたのが、部品の個別見積・発注・納品の一連の作業だ。紙データがメインということもあり、見積だけでも数日間を要し、価格調整や再度の見積のやりとりから発注・納品まで含めると約1か月間を要していた。それをAI機能により見積・発注・納品を可能にしたものが「meviy 」だ。見積と納期計算はほぼ一瞬でできるので納期を優先するのか、コストを優先するのか等を事前にじっくり検討することができる。「meviy 」により設計データのコスト計算をやり直すことができる点もAIのメリットだ。