基礎研究・科学のすそ野拡大を目指す、小学生・中学生の自由研究表彰プログラム「グローベル賞」プログラムが、6月2日の研究助成の応募受付開始を皮切りに開催される(運営事務局:中目黒 蔦屋書店、Think Squares Project)。
本プログラムでは、全応募研究へそれぞれの研究についてのアドバイスシートの送付や“興味深い”自由研究テーマに研究資金を提供する研究助成プログラムを実施することにより、研究活動による科学を楽しむ時間、将来へつながる研究機会の提供を目指すと同時に、多くの人が研究への参画意欲を持てる環境づくりの一助となることを目指している。
日本の科学や基礎研究における課題は、世界に比して十分な研究環境が整っていないことに起因している。この環境の改善に寄与すべく、中目黒 蔦屋書店とThink Squares Projectは、科学や研究のきっかけとなりうる自由研究に着目し、2020年に小学生の自由研究を表彰する「ナカメグローベル賞」プログラムを開始した。
過去3年で、助成数、応募数、応募者数も増加。昨年も魅力的かつ興味深い研究が多数集まったという。少しずつ研究を行う土壌が育まれてきた実感をもとに、4回目の開催となる今回も昨年に引き続き、研究資金を提供することで、より自由研究に参加しやすい環境を生みやすくする研究助成も行い、科学に触れる機会を増やす。研究助成は応募のあった研究テーマの内、審査の上、小学生の部、中学生の部合わせて最大10テーマにそれぞれ2万円の研究助成を行う予定だ。
【プログラム名】グローベル賞プログラム
【主催】グローベル賞事務局(中目黒 蔦屋書店×Think Squares Project)
【プログラム内容】
【スケジュール】
6月2日~7月10日 自由研究助成金募集
6月2日~8月31日 自由研究募集
7月 テーマ発見、研究手法を学ぶワークショップ開催
8月31日 自由研究応募締め切り
11月1日 グローベル賞各賞受賞者発表