アドビはこのほど、アドビツールを教育現場で実践活用しているイノベーティブな教育関係者の認定組織「Adobe Education Leader(以下AEL)」の今年度のメンバーとして28人を認定した。
AELは同社が1年ごとの任期で認定するもので、世界で毎年約300人が認定されている。日本では5度目となる今年度は、小学校、中学校、高校、大学、専門学校、特別支援学校、インターナショナルスクールといった幅広い教育機関の教職員が認定された。
AELの活動は、所属教育機関でのAdobe ExpressやCreative Cloudのツールを活用したクリエイティブな授業の実践や、所属教育機関以外の教員を対象としたワークショップや研修の企画と実行。月1回のオンラインミートアップでの情報交換、授業案などの教育リソースの公開、メンバー限定SNSなどでの情報発信など。
AEL認定者に対しては、同社からAdobe Creative Cloudライセンス1年分を提供されるほか、世界中のAELの実践情報を受ける機会を作り、世界の教育の最新潮流が体感できる支援がある。
2023年度AELは以下の通り。
AELは5月14日、今年度初の対面キックオフイベントを実施。AELの一人で神奈川大学附属中・高等学校副校長の小林道夫氏が「AI時代の情報教育~創造的問題解決能力を育てる~」をテーマに基調講演を行ったほか、教員同士でグループごとにAdobe Expressを用いた自己紹介を実施するなど、親睦を深めながらクリエイティビティのあふれる発表を行ったという。