ノートンは、消費者のサイバー犯罪に対するセキュリティ知識向上を目的としたクイズコンテンツ「クイズで備えるサイバー防犯訓練」を特設サイトで無料公開している。
クイズ王伊沢拓司率いる東大発の知識集団、QuizKnockがプロデュースしており、サイバー犯罪やインターネットリテラシーに関する正しい知識を楽しく学べるクイズコンテンツとなっている。本コンテンツは、2月1日から3月18日までの「サイバーセキュリティ月間」に合わせて開設されたもので、現在も挑戦することができる。
知識を問われる問題だけではなく、思考によって解くことができる問題も多く出題されるため、老若男女問わず、楽しみながらインターネットセキュリティについて学ぶことができる。クイズは全部で約50問の中からランダムに10問が出題され、正答数によって異なる称号が授与される。
同社は2月、角川ドワンゴ学園N高等学校・S高等学校 横浜キャンパスにて、本コンテンツを活用したサイバー犯罪対策に関する特別授業「ノートンのサイバー防犯訓練体験会」を実施した。当日は全国のキャンパスへ同時にリモート配信をし、合計395名の生徒がクイズに参加した。
生徒からは、「普段からいろんなフリー素材サイトを利用しているのですが、運営元を確認せずに個人情報を入力したりファイルをダウンロードしたりしてしまうことがあるので、気をつけようと思います。」「ウイルスに気をつけることはもちろん、物理的に情報を盗み見られたり、日常にあるWi-Fiや怪しいURLなどにも気をつけて、被害に遭わないように生活していきたい。」などのコメントがあり、若い世代がセキュリティ対策の重要性を知る機会となった。