一社・未来教育推進機構とワークアカデミーは、中高生・学生の方を対象に、持続可能な開発目標(SDGs)をテーマとした探究活動の発表の場として開催した「SDGs探究AWARDS」の、受賞21作品の詳細や審査員講評を公式サイトにて公開している。
「SDGs探究AWARDS」は2019年設立。第4回目を迎えた今回は、「世界の国や地域におけるSDGs達成のために、私たちができる、または実施しているアクションについて」をテーマに1671件の応募があった。
最優秀賞に選ばれたのは、愛媛県立大洲農業高等学校生産科学科の果樹班グループの「環境に配慮した果実袋の開発~「バショウ」から始まるサスティナブルな農業~」(中高生部門)、岐阜大学ByBananaの「捨てられるバナナから、フィリピンと日本を結び、社会問題に別解を。」(学生部門)。公式サイトでは最優秀作品ほか受賞全作品だけでなく、過去回の受賞作品も閲覧できる。
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「SDGs探究AWARDS」は、未来を担う若者が世界の問題を「自分ごと」として捉え、持続可能な社会に向けて自分たちができるアクションを考え表現できる場を作りたいという想いから、一社・未来教育推進機構が立ち上げた、中高生、学生を対象としたアワード。
昨今、教育現場ではSDGsをテーマとした探究学習が活発に実施されるようになり、また企業や自治体においてもSDGs達成に向けた取り組みの必要性が叫ばれている。両者はこのアワードを継続的に開催し、エントリーされた作品を広く公開することで、学校での授業や、企業、自治体の様々な取り組みの参考材料として活用してもらい、SDGs達成に向け貢献していきたいとしている。