エスペラントシステムは4月27日、電子書籍サブスクの「読書館」に本探しメソッドである「ワードサーフィン」を搭載することを発表した。
ワードサーフィンは思いもよらぬ本と出会える視覚的本探しUI(ユーザーインターフェイス)。気になるキーワードまたは文章を入力すると関連するキーワード相関図パネルが花火が開くようにビジュアル表示される。キーワードにマッチするコンテンツがあれば読書館にある書籍の表紙が表示され、表紙部分をタップすれば該当するコンテンツページに遷移する。
さらに興味のあるキーワード部分をタップすれば類義語的な新たな子キーワード群が展開され、それを繰り返すと手軽なタッチ操作のみでワード間をサーフィンでき、思いもよらぬ本と出会うことができる。これにより、児童・生徒の本探しを通した書籍や読書への興味・関心を増やすことに繋がることが期待できる。
【読書館について】
読書館は、子供たちが読書習慣を身につける一助になることを目指して開発された電子書籍による読書支援サービスで、学校教育に携わるスタッフが選書した約16,000冊が、“いつでも、どこでも、読める”新しい読書環境を提供する。また、本を読むだけに留まらず、地域の書籍や自作コンテンツの読書館への掲載、特集ページ作成、ポップによる装飾、感想文の執筆&掲載など、利用者による“参加型”の電子書籍サービスでもある。