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連絡アプリで教員の業務負担減 埼玉県皆野町の導入事例を公開〜VISH

2023年5月1日

VISHは、同社の教育機関の連絡手段のデジタル化支援システム「れんらくアプリ」を町立の幼稚園・小学校・中学校で一斉導入した埼玉県皆野町教育委員会の導入事例を公開した。

 

 

■導入の目的

皆野町はもちろんのこと、埼玉県、文部科学省をあげて学校教員の働き方改革に取り組んでいる。教員の負担軽減に資する取り組みを、教育委員会として何かできないだろうかと検討している中で、同社の「れんらくアプリ」を使った取り組みに着目した。

 

■導入後の効果

(1) 朝の電話連絡がなくなった

導入後、朝の電話連絡はなくなり、教頭も担任教員も本来の時間の使い方ができるようになった。担任教員はその日の教材の準備などを行い、教室で子どもたちを受け入れることができるようになった。教頭は朝の教員の様子を確認したり、学校内の巡視、子どもたちの様子の確認など、校内を回って把握することがしやすくなっている。

 

(2) 配布物にかける手間が削減された

配布物は、それを作る手間だけでなく、印刷する手間、配布する手間、回収する手間、それを集計する手間などがかかる。「れんらくアプリ」のメール配信やアンケート機能を使うことで、そうした手間が削減された。

保護者にとっても、「れんらくアプリ」でお便りをいつでも見ることができるので、お便りを保管したり紛失する心配もなくなる。特に集金を伴うお知らせなどは、渡した・もらっていないというトラブルにつながることもあり、確実に保護者に届けることができ、開封確認できることは大きなメリットとなっている。

 

(3) 在校等時間の削減の一助となる

在校等時間、いわゆる超過勤務の時間は確実に減ってきた。埼玉県や文部科学省からの指針の水準にかなり近づいている。これは働き方改革でいろいろな取り組みを行ってきた結果だが、その一助に「れんらくアプリ」がなっていることは確か。

 

■ 今後期待する事

学校において教頭の業務負担は大きく、在校等時間が長いということは非常に問題視されている。マスコミ報道によれば、一般企業では管理職になりたくないと考える若い世代が増えているという。これは教員の世界も同様で、教頭は大変そうだから管理職になるのはどうかと考える方もいるようだ。「れんらくアプリ」が働き方改革の一助となって、教頭はじめ教員が生き生きと働く職場になれば、こうした課題の解決にもつながっていくと思われる。

 

▶︎埼玉県皆野町教育委員会の導入事例インタビューはこちら

 

【れんらくアプリとは】

「れんらくアプリ」は同社が提供する、教育機関の連絡手段のデジタル化を支援するクラウドサービスの総称。アンケート、お便り、欠席・遅刻・早退連絡のデジタル化など、便利な機能を1施設あたり月額9,000円~というリーズナブルな価格で利用できる。現在、2,300以上(2023年4月1日時点)の教育機関で導入されている。

▶︎れんらくアプリ

 

 

埼玉県皆野町

VISH株式会社

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