科学技術振興機構(JST)では、科学技術イノベーション(Science, Technology and Innovation : STI)を用いて社会課題を解決する日本発の優れた取り組みを表彰する「『STI for SDGs』アワード」を募集している。
「STI for SDGs」アワードは、国内の団体による優れた取り組みを見い出し表彰し、その取り組みのさらなる発展や、同じような課題を抱える国内外の他の地域で広く活用されることでSDGsの達成に貢献することを目的とした表彰制度。JSTが2019年度に創設し、今回で5回目の募集となる。応募締め切りは7月11日。
本アワードは、「科学技術イノベーション(STI)を用いた国内の団体による取り組みであること」という要件はあるが、活動の分野や団体の種別・規模等に制約はない。
また、審査においても科学技術の先進性や技術水準だけを重視しているわけではなく、既に社会に流通している技術をどのように工夫して活用しているのか、その取り組みによって2030年に向けて社会をどう変えていきたいと考えているのか、国内外への展開の可能性等も含め、幅広い観点での審査を行う。大学生以下の若い世代の皆様が主体の取り組みを対象とした「次世代賞」も設定している。
選出された取り組みは、JST主催のサイエンスアゴラにて表彰する他、JSTが関係する情報発信サイトや各種イベント等で、その内容が紹介される。
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