加賀市教育委員会(石川県)は、スローガンとして“Be the Player”を掲げた学校教育ビジョンを発表し、「自分で考え 動く 生み出す そして社会を変える」子供たちの育成に向けて、4月から新体制を始動している。
市は、ビジョンの実現に向け、子供の「今」も「未来」も幸せにするためにwell-beingを実現する学びの改革として、以下の4つのプロジェクトに取り組む。▽そろえる教育から一人ひとりを伸ばす教育へ転換する「学びを変えるプロジェクト」▽科学的視点も入れながら、発達支援が必要な子供にとって、よりよい教育環境・支援につなげる環境を作る「誰一人取り残さないプロジェクト」▽小中9年間一貫型のSTEAM教育プログラムで課題解決型・探究型学習を進める「未来は自分で創るプロジェクト」▽全校コミュニティスクール化や部活動の地域移行、学校と保護者間の連絡手段をデジタルアプリ化などに取り組む「地域と一緒にプロジェクト」。
市ではこのビジョンを構造化・具体化し、実現までの道筋をつけるための役割として、4月、新たに政策官を設置した。また、学びの改革に挑戦する学校を支援し、授業改善に取り組む教員に伴走する役割として、昨年度1人だった教育推進プロジェクトマネージャーを3人に増員した。
政策官は以下の業務等を担当する。
プロジェクトマネージャーは以下の業務等を担当する。
加賀市学校教育ビジョン(概要版PDF)