スタディプラスは4月25日、教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」の新機能「教材配信システム」を、正式に提供開始した。「教材配信システム」は、これまでは「Studyplus for School」無料プランの先行利用の申し込みをした教育機関のみで利用可能だったが、今後は「Studyplus for School」を導入中の全ての教育機関で利用することが可能となった。
「教材配信システム」は、教育機関において、出版社の市販教材や先生自身が作成したオリジナル教材をデジタル教材として「Studyplus for School」上で生徒に配信することができ、これまで紙で管理していた生徒の定着度や学習進度などもデジタル化することができる機能。配信された教材は学習管理アプリ「Studyplus」の本棚画面に表示され、生徒は「Studyplus」アプリ上で学習をすることができる。
教材の種類①「ドリル」
先生が生徒に、選択式・記述式のデジタルドリルを配信できます。生徒の過去の学習内容に応じて定着度を可視化することができ、定着度が低い問題に集中的に取り組むなど、効果的な学習をサポートする。単語や一問一答など、繰り返し問題を解く教材におすすめの機能。
教材の種類②「デジタル進度表」
リアルタイムでの把握が難しかった、生徒の紙教材での学習進捗や理解度をデジタルで可視化。紙教材を用いて学習した生徒が、デジタル進度表に理解度を入力することで、先生と生徒とで教材の進捗を共有することが可能だ。紙教材のみではなく、塾独自に用意しているカリキュラムや映像教材の進捗管理も可能。
機能①「デジタル教材登録コード」を入力し、対象のデジタル教材を生徒に配信
「デジタル教材登録コード」対象の教材(※)について、「Studyplus for School」上の画面に専用コードを入力することで、生徒に教材を配布できる。
機能②配信したデジタル教材の学習進捗を確認
デジタル教材で行った学習について、進捗度合いや定着度などを、学習量・質ともに「Studyplus for School」の管理画面上で確認やフィードバックができる(学習進捗画面の利用は有料)。