㈻服部学園 服部栄養専門学校(服部幸應理事長)が主催する「ハットリ・キッズ・食育・クッキングコンテスト」は、文部科学省が推進する「早寝早起き朝ごはん」運動の推進に多大なる貢献をしたことを認められ、永岡桂子文部科学大臣より表彰」れた。
■コンテストを通じて食育の大切さを訴求
「ハットリ・キッズ・食育・クッキングコンテスト」は、子供たちの「食を通じた心身両面の健康づくり」を目的に、子供の料理コンテストとしては最も古く、1995年にスタート。2023年には28回を迎えるが、子供の健やかな健康には家庭・地域での食事が不可欠であることを提唱する同コンテストは、回を重ねるごとに「食育の大切さ」を訴求してきた。
■小学生の段階で「食育」の3つの柱を会得
「食育」には3つの柱がある。1つ目の柱は、どんなものを食べたら安全・安心か、健康になれるかを自分自身で学び、選んでいく「食選力」を身につけること。2つ目の柱は「食文化の継承、3つ目の柱は「食糧問題」となるが、これらは小学生までに体得していくことが望ましいと考え、同コンテストは「小学生の料理コンテスト」として歴史を重ねてきた。
■「食育」から「Shoku-iku」へと世界に広がる活動
食育は子供の成長のためだけでなく、学校・企業・社会が積極的に参画し、正しい食の在り方を守り、後世に伝えていく大きな文化活動となっている。今後「食育」は「Shoku-iku」として、さらに世界に広がる活動になると思われる。より多くの人に同コンテストを通じ「食育」の意義を知ってもらうため「食育」から「Shoku-iku」へとより一層の普及を図っていく。
【早寝早起き朝ごはん運動】
「早寝早起き朝ごはん」運動は、子供たちの健やかな成長のためには適切な運動、調和のとれた食事、十分な休養・睡眠など基本的な生活習慣が大切であることに鑑み、その定着に向けた取組の推進を図ることを目的として文部科学省が実施。「早寝早起き朝ごはん」運動などの子供の生活習慣づくりに関する活動のうち、その活動内容が特に優れていると認められる活動に対して、文部科学大臣表彰を行っている。