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クラーク記念国際高等学校と河合塾が連携、意思決定を学ぶ「進路探究」の共同授業

2023年4月23日

広域通信制高校のクラーク記念国際高等学校と河合塾は2022年度、「進路探究」をテーマにした共同授業『ミライの選択』を同校の6拠点でパイロット実施した。その結果、進路選択にポジティブな気付きや変化が得られることが明らかになった。この成果を受け、2023年度は全国28拠点に拡大し本格導入する。

 

 

■ 受講後には「進路への不安度」が減少、ポジティブな変化

本プログラム実施の様子

本プログラムは、2021年度より開講している「スマートスタディコース」を設置している6拠点(旭川キャンパス、さいたまキャンパス、東京キャンパス、千葉キャンパス、名古屋キャンパス、福岡キャンパス)で実施。

河合塾が開発した「ミライの選択」を活用し、多様化する進路選択において自己の価値観を探究し、決定する基準を数値化、コーチングと連動することによって進路決定力の向上を目指す。

河合塾が開発する進路探究プログラム「ミライの選択」は、受講生同士の対話を通して、自己が大切にする「価値観」を言語化し、「判断基準」を可視化することが特長で、前向きな進路選択を支援する。

プログラム受講後には生徒の進路選択への不安感が軽減し、親子でのコミュニケーションも増えるといった、ポジティブな変化が成果として見られた。

 

<受講前後のアンケート結果より>

進路への不安感(5段階、1に近くなるほど不安度が低い)は、受講前平均4.17→受講後平均2.60と大幅に軽減

 

進路への説明力(5段階、5に近くなるほど説明ができる)は、受講前平均3.21→受講後平均3.77と、自信を持って説明ができるように

 

 

同校での授業は、キャンパスの異なる生徒をオンラインでつなぎ、これまで関わったことのない受講生同士の対話を取り入れながら実施。2022年10月から2023年2月まで全14回。授業後にはコーチング面談で進路や授業から得た気付きを話し合う機会を設けた。

 

■ 授業後の変化についてのコメント

◎名古屋校 新開教諭
「何をしたいか分からないから、進路が決められない」と言っていた生徒も、半年後には、「進路を決められました!」と自信を持って報告してくれました。これは、受講を通して自身の価値観や判断基準が明確化されたからだと思います。

◎名古屋校 生徒Oさん
大学の進路は「いつかは決めなきゃいけない」と焦ってはいましたが、なかなか自分一人では実行に移せない課題でした。河合塾との「進路探究共同プログラム」に参加するようになり、自分の価値観を意識して進路を考えることができるようになりました。

◎名古屋校生徒の保護者Hさん
河合塾との「進路探究」共同プログラムに子供が参加し始めて、自身の進路のこと考えるきっかけとなったようです。進路選択についても、家族の間で話すようになることにもつながりました。将来を考えるために、このプログラムに参加することは良いと思いました。

 

【ミライの選択】

ミライの選択は、高校生の進路選択を題材に、意志決定の場面における選択の仕方を学べるプログラム。人生のさまざまなステージにおける決断の場で活かせるスキルを身につけることが狙い。

最大の特長は、受講生同士の対話を通して、自己が大切にする「価値観」を言語化し、決定するための「判断基準」を可視化すること。

▶︎河合塾「ミライの選択」

 

クラーク記念国際高等学校

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