福岡雙葉小学校(福岡県福岡市)と知育玩具の開発や販売を行うフレルは4月17日、同社の開発したボードゲーム「RoRop(ロロップ)」を活用し、STEAM教育やプログラミング教育の入口として、問題解決能力や創造性、協調性などを育むことへの共同研究を行うと発表した。4月27日には、同校において「RoRop」の贈呈式とワークショップが行われる予定だ。
「RoRop」は、落ちてくる36個のキューブの動きを予測して、次の一手を決めるというシンプルな仕組みのパズルゲーム。同小の河野千春校長は、「子供たちがRoRopで学びながら、思考力や判断力、プログラミング的思考、コミュニケーション力など様々な力を身につけることができそうだ」述べる。さらに異学年交流にも活用していく考えだという。
同社代表取締役の江口昌紀氏は、今回の取り組みを通じて、問題を解決するためのロジカルシンキングや学びに向き合う力等への影響について、一緒に研究していきたいとしている。