誰もが読書をあきらめなくてよい社会の実現を目指す取組として、「SDGs読書プロジェクト」を本格スタートさせるにあたり、オトバンクは特設Webサイトを公開。今後、特設Webサイトを通じて「SDGs読書プロジェクト」の理念と取組を広く発信。さらに、読書バリアフリー対応やオーディオブック導入を検討する図書館や自治体を募集する。
■オーディオブックを通じて読書の機会を提供
「SDGs読書プロジェクト」とは、オーディオブックを通じて学びと読書の機会を提供する取組を行うとともに、障害者差別解消法および読書バリアフリー法の理念の実現を目指すプロジェクトとなる。
■公共図書館などにオーディオブックの導入を推進
オトバンクは誰もが読書をあきらめなくてよい社会を作るため、公共図書館や医療機関・高齢者施設などへのオーディオブック導入を推進。あわせて認知症予防におけるオーディオブックの可能性などについても研究している。今後、「SDGs読書プロジェクト」に注力すべく、情報発信の場として「SDGs読書プロジェクト」の特設Webサイトを公開した。
■公共図書館や学校図書館での導入が進むオーディオブック
オトバンクは、京セラコミュニケーションシステム(KCCS)や丸善雄松堂、紀伊國屋書店と連携し、全国の公共図書館や学校図書館へのオーディオブック導入拡大に取り組んでいる。KCCSの公共図書館システム「ELCIELO」でオーディオブックを導入した図書館は全国11自治体50図書館に上る。
台東区公共図書館の事例
■読書バリアフリー対応などを検討している図書館・自治体を募集
現在、読書バリアフリー対応やオーディオブック導入を検討している図書館や自治体を募集している。興味のある人は以下のメール(pr@otobank.co.jp)もしくは問い合わせフォームから連絡する。
【オーディオブックとは】
オーディオブックとは、ナレーターや声優が本を朗読した「聴く本」のこと。耳だけで読書を楽しめるため、文字を読むのが難しい人のほか、ランニング中、電車や車での移動時間、家事の最中など、生活のあらゆるシーンで「ながら読書」を楽しめる。近年、スマートフォンやワイヤレスイヤホンの普及で音声コンテンツの利用環境が急速に整ったことや、定額で様々な作品が聴き放題となるサブスクリプションプラン導入などを背景にオーディオブックの利用者が急増。現在、オーディオブックは、紙・電子書籍に続く、第3の書籍として普及が進んでいる。
