ターンイットインは4月5日、AIによるライティング支援の痕跡を検知する機能の提供を開始した。このテクノロジーにより、ChatGPTを含むAIライティングツールの使用を98%の精度で検知、学生の提出物の独自性の検証を可能にする。
ターンイットインではChatGPTがリリースされる約2年前から、多くのAIライティングアプリケーションの基盤技術であるGPT3の検知機能の開発が進められてきた。
ターンイットインのAIライティング検知機能は、学生の提出物からAIが生成した文章を識別できるよう設計されており、既存のシステムに組み込まれるため、ターンイットインのユーザーは既に連携済みのLMS(学習管理システム)を通じてアクセスできる。国内外10,700以上の教育機関と210万人以上の教育者は、既存ワークフローの中で、迅速かつ簡単にAIが生成した文章の有無を識別し、学生にフィードバックできるようになる。
今回提供を開始するAIライティング検知機能は、学生の提出課題にAIによって生成された可能性のある文章がどれだけ含まれているかを識別し、学生とのさらなるレビュー、確認、ディスカッションが必要かどうかを判断するために活用できる。
本AIライティング検知機能は、以下の製品およびソリューションで利用可能。▽Turnitin Feedback Studio(TFS)▽TFS with Originality▽Turnitin Originality▽Turnitin Similarity▽Simcheck▽Originality Check▽Originality Check+。
なお、今回リリースしたAIライティング検知機能は、英語コンテンツにのみ対応しており、現時点で英語以外の言語は検知されない。