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NTTLS、発達障害を理解し合理的配慮を学ぶVR体験型プログラムを提供開始 体験会を5月実施

2023年4月9日

エヌ・ティ・ティラーニングシステムズと一社・日本発達障害ネットワークはこのほど、教育関係者が発達障害の特徴を当事者目線で正しく理解し、合理的な配慮を促すためのVR体験型プログラムの提供を開始した。価格は118,000円から。教育関係者向けの無償体験会を5月に予定しており、参加者を募集している。

 

 

■プログラム内容〜生まれながらの“特性”であることを理解する

本プログラムは、外見からは理解が難しい発達障害の特性を当事者目線で疑似体験し、より深く理解する体験VRと専門家による解説や受講者間のディスカッションを組合わせたブレンド型学習スタイルで構成。概ね1時間程度のカリキュラムとして、参加型のプログラムとなっている。

発達障害は明確な定義づけが難しく、その日の体調によって特性の現れ方が一定でないため、一般的に周囲から理解されにくい。一番重要な点は“障害“ではなく、生まれながらの“特性”であることを理解することが必要だ。

本プログラムは、長年、当事者の研究や支援を行ってきた専門家の知識や経験を共有し、“学ぶのではなく体験する“ことに重きを置いている。学び、感じ、共感することを通じて、ディスカッションを行い、“障害”や“当事者の生きづらさ”を生み出しているのは私たち自身であるという気づきと行動変容のきっかけをつくる。

 

■カリキュラムイメージ(60分程度)

①講義:一般社団法人日本発達障害ネットワーク(JDDnet)の専門家による発達障害に関する解説事例紹介等

②VR体験:当事者目線での疑似体験

  • ADHD(注意欠如・多動性障害)
  • 自閉症スペクトラム障害(ASD)
  • 学習障害(LD)
  • 発達性協調運動症

 

当事者目線によるVR イメージ画像

 

③ディスカッション:参加者意見交換、相互理解、自己内省

④講義・参加者共有 :当事者への接し方、合理的配慮、支援について考える。

 

■無償体験会を5月から実施

◎対 象

保育園、幼稚園、認定こども園、小中学校等の教員、指導や教務担当者

◎応募単位

都内23区の東京都内の保育園、幼稚園、認定こども園、小中学校等の教育現場もしくは組織(3組織程度)

◎実施時期

5月から(学校・講師との日程調整の上、確定)

◎講 師

日本発達障害ネットワーク理事による講義(オンライン対応もあり)

◎実施時間

60分間程度(1開催回あたり)

◎最大受講人数

30名程度(1開催回あたり)

◎実施に関するお願い

アンケートの実施と回答

※実施学校の教員等への取材(同社サイトへの掲載)

※実施風景の撮影及び、Webページへの掲載許諾

 

◆申込みフォームはこちら

 

NTTXR「発達障がい体験VR」

エヌ・ティ・ティラーニングシステムズ株式会社

一般社団法人 日本発達障害ネットワーク(JDDnet)

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