キヤノンは小学生向け写真教室「ジュニアフォトグラファーズ 2023」への参加を希望する小学校・団体の募集を4月6日(木)から開始した。「ジュニアフォトグラファーズ 2023」は自然をテーマとした写真撮影の体験を通じて、子供たちの環境に対する意識を高めるとともに、豊かな感性を育むことが目的となる。
■プロの写真家などが講師となり写真教室を実施
「ジュニアフォトグラファーズ 2023」では小学校の授業における環境教育プログラムや小学生向けのワークショップなどに活用することを目的に、キヤノングループの社員やプロの写真家が講師となり、写真教室(デジタルカメラ教室、撮影会、作品発表会)を実施する。
■「ネイチャーポジティブ」について学び機会を設ける
今年度のプログラムでは、生物多様性の損失を食い止め回復軌道に乗せる「ネイチャーポジティブ」について学ぶパートを新たに設ける。身近な自然をテーマとした写真撮影の体験を通じて、子供たちに環境保全や生物多様性の大切さを伝える。実施内容の詳細については、参加校・団体の要望に応じて調整可能。
■これまでに23,278人の子供が参加
「ジュニアフォトグラファーズ」は2004年にプロジェクトをスタート。小さな自然が息づく都会や緑が豊かに広がる地域に、キヤノングループの社員やプロの写真家が赴き、教育機関や地域の人の協力を得ながら写真教室を開催している。これまでに全都道府県で写真教室を開催し、延べ444校・団体、23,278人の子供たちが参加している。
【実施概要と応募要項】
実施時期:2023年5月~11月
対象:全国の小学校または団体(原則小学3~6年生、1回あたり約20~60名)
実施形態:授業/ワークショップなど(所要時間:約3時間)、対面またはオンライン
参加費用:無料(使用するカメラ/プリンターも無料で貸し出し)
募集数:4~8校・団体(参加単位:クラス/学年/学校/グループ)
申込方法:開催希望日の1.5カ月前までに、郵送もしくは電子メールにて事務局宛に
応募用紙を送付。詳細はジュニアフォトグラファーズHP「公募について」を参照
選考結果:申し込み後10営業日以内に小学校・団体の代表者へ事務局より通知
<「ジュニアフォトグラファーズ 2023」の詳細について>
【デジタルカメラ教室】
〇キヤノングループの社員やプロの写真家(永武ひかる氏、水本俊也氏、伊藤トオル氏)が講師となり、身近な自然をテーマとした写真撮影のヒント、カメラの使い方などを分かりやすくレクチャー。
〇キヤノンのデジタルカメラを参加者全員に1台ずつ貸し出し。3~4年生はコンパクトデジタルカメラ、5~6年生はミラーレスカメラまたは一眼レフカメラ、交換レンズ(望遠・マクロ)を使用。デジタルカメラを初めて使う子供でも簡単に操作できるようになる。
〇生物多様性の損失を食い止め回復軌道に乗せる「ネイチャーポジティブ」について学ぶパートを新たに設け、陸地・緑・植物など身近な自然や環境の大切さを見つめ直す機会を提供する。
【撮影会】
〇1人1台ずつデジタルカメラを持ち、自然と触れ合いながら自由に写真撮影をする。各地域の特色を生かしたフィールドを舞台に、思い思いに写真を撮る。
【作品発表会】
〇撮影した写真をキヤノンのプリンターでプリントし、タイトルをつけて完成させる。
〇一緒に撮影した仲間の作品を鑑賞したり、撮影時の発見や感動したことなどを発表。また、講師が各作品の講評を行う。
〇参加校・団体において写真展を開催する場合は、子供たちの作品をA4もしくはA3サイズでプリントして提供。
※オンライン形式での開催の場合、参加校・団体とジュニアフォトグラファーズ事務局をオンラインで接続し、「デジタルカメラ教室」と「作品発表会」を実施する。「撮影会」と作品発表会における「プリント」は、参加校・団体で対応する。事前に必要機材をキヤノンから送付し、操作方法などを説明する。