EDUCOMが販売する統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」は3月28日、クラウド版の新サービス「C4thクラウドスタンダード」「C4thクラウドプレミアム」を開始すると発表した。長年学校現場で利用される中で先生方の要望を取り入れ進化してきた「C4th」の各機能が、インターネットエリアから直接利用可能となる。
EDUCOMはこれまで、500以上の自治体、約10,000校の小中学校に対して、主に閉域網で利用可能な統合型校務支援システム「C4th」を提供してきた。今回リリースする「C4thクラウドスタンダード」「C4thクラウドプレミアム」は、学校現場のリアルな要望を反映させてきた「C4th」の機能と帳票をクラウド型サービスとして利用できる製品。
セキュリティ面に関しては、外部からC4thクラウドへの不正なアクセスを防御する仕組みを提供できるため、各自治体が用意する端末のセキュリティとの併用で文部科学省が提示する「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」に沿った環境作りが可能となる。
「C4thクラウドスタンダード」で提供する各帳票は、文部科学省が提示する参考様式を中心としたものとなる。システムで提供可能な帳票を利用する形となり、個別カスタマイズはできない。また学習指導要領改訂など国の指針に対応し、無償でバージョンアップを実施。電話によるヘルプデスク対応、導入時の研修会や運用の支援についても相談可能。
<機能一覧>
<価格>
1校あたり 月額38,500円(税込)
機能は、「C4thクラウドスタンダード」に加えて、自治体のニーズに応じた追加機能を提供する。帳票についても、これまで通り自治体ごとの帳票カスタマイズが可能。専用データベースを用意して提供するため、地域特性に合わせた柔軟な対応が可能となる予定。
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