教育同人社は3月27日、同社の小学校向け自動採点型デジタルドリル教材「自動採点デジドリル」シリーズである「計算デジドリル」「漢字のたしかめデジドリル」の導入校へヒアリングを行い、好事例をまとめた特集ページ「教育同人社の自動採点デジドリル活用事例」を公開した。
同社では、GIGAスクール構想による一人一台端末環境下での学校教育に合わせ、従来学校現場で使用されてきた紙教材をベースとした、自動採点型のデジタルドリル教材「計算デジドリル」「漢字のたしかめデジドリル」を2022年4月から販売開始。実際にこれらの教材を1年間活用した全国の教員を取材した。
「計算デジドリル」を導入した熊本県熊本市立日吉小学校では、授業で使っている紙の計算ドリルと同じ体裁の画面で、タブレット上に書きこんで使えるので、子供が戸惑わないだろうと考え導入を決めたとのこと。
実際に子供たちからは、「ノートより早くきれいに消せる」「指でもタッチペンでも書けて文字もよく認識する」「自動採点機能があるので、丸付けの時間がかからない」といった反応があったという。教員も、管理画面から取り組み状況を確認できるので、子供たちのノートを回収する手間が省け、かなりの負担軽減となっているという。活用事例には、この「計算デジドリル」を使った授業風景や、児童の活用の様子を写真で紹介している。
その他、多くの利用校から「働き方改革につながった」「子供たちの取り組み方が変わった」など、自動採点デジドリルの活用効果として寄せられた声も紹介している。