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現役教師が監修した成績処理管理システム「スマート評定」4月より販売開始

2023年3月24日

ニューダイヤシステムズは、常態化している教員の長時間勤務の解決と、評定業務のシステム化を実現する学校内成績処理管理システム「スマート評定」を開発した。中学校向け。4月より販売を開始する。

スマート評定は、学校内での成績処理を迅速に管理することができる「学校内成績処理管理システム」。評価の観点が異なる技術や家庭科を含む、中学校全教科に対応しており、自動計算機能もついている。毎日数分の評価入力を行えば期末は調整するのみでよく、業務負担が削減できる。テスト導入を実施したところ、これまで約6時間費やしていた評定関連の業務時間を半減できたという。

 

 

■開発の背景――常態化する教員の長時間勤務

昨今の日本では教員を志望する人の減少をはじめとした複数の要因により、全国で教員不足の状況が発生している。その影響もあり、教員の長時間労働が常態化しており、平均実勤務時間は1日11時間17分と大きな問題となっている(※1)。教員が抱えるストレスも「長時間勤務の多さ」が最も多く、教員の精神疾患による病気休職者数は2021年に過去最高を記録した(※2)。

※1 厚生労働省:2018年版過労死等防止対策白書より

※2 文部科学省:2021年度公立学校教職員の人事行政状況調査より

 

■開発の経緯――評定業務のシステム化で課題解決を

教員の長時間労働の理由の1つに、生徒の成績を決定する「評定」の業務がある。現在はどこの学校も、決まった処理システムが存在せず、成績をつけるというプロセスに関して、各教科担当が国の基準に従った結果が出るように、エクセルを駆使し作成した独自の処理システムを活用している。

現役教員からの意見を聞きながらシステム開発を実施

そんな中、同社の取引先でもある東京都技術科教員の八木澤先生より、学校内成績処理管理システムの開発の相談を受けた。八木澤先生は、 独自で評定マクロエクセルのシステムを開発しており、マニュアル等もすでに十分に策定し、そのシステムを知り合いの教員間で共有していた。

教員の多岐にわたる業務の中で、 評定は保護者に対して極めて重要な説明責任を要する業務であり、最も大切な仕事だが、その分業務負担も相当大きいのが現状。この業務をシステム化する事が出来れば、先生が抱える課題を解決できるのではという想いから本システムの開発に至ったという。

 

■今後は小学校や高校への展開も視野に開発を進める

初年度は東京都内の中学校への展開に集中し、次年度以降は全国への販売を目指すという。現在は中学校が対象のシステムとなっているが、小学校や高等学校への展開も視野に開発を進めていくという。

 

■料金プラン

初期費用:0円

個人ライセンス:13,200円/年(初年度) ※次年度〜:16,500円/年

学校ライセンス:200,000円/年

 

ニューダイヤシステムズ「スマート評定」

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