子供の「安全・安心な放課後の居場所」と「放課後の多様な学び」を提供し、保護者の「多様な働き方」を支援する民間学童保育のための業界団体「一般社団法人民間学童保育協会」が3月20日に設立された。全国で深刻化する「小1の壁」問題に民間学童業界として取り組んでいく。設立総会は5月下旬に開催予定。それに先立ち、4月20日に設立シンポジウムが開催される。
民間学童保育施設は、保護者の「多様な働き方」の支援をすると共に、子供の「安全・安心な放課後の居場所」と「放課後の多様な学び」を提供している。コロナ禍においては、小学校が臨時休校され、公的施設の多くが閉鎖される中、民間学童の多くは朝から営業し、働く親のサポートと子供たちの学びを止めずに支援し続けた。
設立に際して、同協会が全国施設数調査を行ったところ、全国平均で少なくとも12.76%が民間学童保育施設(公費投入なし)を利用しており、もはや社会インフラとなっていることがわかった。そこで同協会は、業界全体として国や地方自治体、小学校・地域との連携もはかり、学童全体の品質向上や社会課題を未然に防ぐ取り組み、より子育てしやすい社会をつくるための活動や社会貢献活動などに取り組んでいくこととした。
<主な活動予定>
民間学童の取り組みの普及や、「小1の壁」最新問題や学童の品質評価の共有、さらに小1のママの声と共に、当事者として民間学童がこの社会問題にいかに取り組んでいくのか?学識経験者も交えて議論・共有の場を開催する。
日 時 4月20日(木)10:00~12:00
※リアルとオンライン(ZOOM)双方でのハイブリッド開催
会 場 港区立産業振興センター ホール(東京都港区)
定 員 180名
参加費(リアル・オンライン共通)
正会員の方および同伴1名は無料、それ以外の方は2,000円(税込)
対象者 民間学童保育運営関係者、小1の壁問題に関心のある人
<プログラム>
◆詳細・参加申込みは こちら から