障害のあるアーティストによる作品を展示し、多様性の意義と価値を社会に伝える～「第5回　日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS 公募展」東京・横浜・大阪で開催

2023年3月16日

2000点を超える応募作品の中から選ばれた、障害のあるアーティストによる作品を展示する「第5回　日本財団　DIVERSITY IN THE ARTS 公募展」が3月26日(日)まで東京・渋谷のBunkamura Gallery/Wall Galleryで開催中。また、3月29日(水)から4月2日(日)まで横浜の障害者スポーツ文化センター　横浜ラポールで、4月12日(水)から17日(月)まで大阪の阪急うめだ本店9階　阪急梅田ホールで開催される。

上田バロン賞　堀正宗《ドライブ》、入賞　原弘志《キッズステーションスタジアム》

■誰もが参加できるインクルーシブな社会の実現に向けて

「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS 公募展」は日本財団が進める「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS プロジェクト」の一環として2018年にスタート。このプロジェクトでは「障害者と芸術文化」の領域への支援を通して、誰もが参加できるインクルーシブな社会の実現を目指すため、既成の形式にとらわれない多彩な展覧会などの企画、積極的かつ横断的な情報発信等、多様性の意義と価値を広く伝える様々な事業を実施している。

■アートを通じて障害のある人が自己の可能性を見出す機会を提供

「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS 公募展」では、アートを通じて障害のある人や無い人など全ての人々の交流を促し、感動やよろこびを共有しながら、障害のある人自身が自己の可能性を見いだせるよう、アート活動の機会を提供する。あわせて才能あるアーティストの発掘や、障害のあるアーティストの活動の支援を行うことで、多様性の意義と価値をより広く社会へ伝え、より多くの人へ届けることが目指される。

画像提供：日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS

■6名の審査員により128作品を選出

今回は、国内外12か国から2246作品の応募があり、各界で活躍する6名の審査員の厳正なる審査を経て、128作品（審査員賞：6作家8作品、海外作品賞：1作家1作品、入賞：43作家53作品、佳作：50作家 66 作品）が選出された。

■87点の作品を中津川浩章氏のディレクションにより紹介

「第5回日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS 公募展」では東京、横浜、大阪の3会場で、審査員賞、海外作品賞、入賞作品、そして海外応募作品の一部とあわせ87点を、審査員の 1人である美術家/アートディレクターの中津川浩章氏のディレクションにより紹介する。また、大阪会場では一般の人も参加できる授賞式および、トークセッションを開催する。

＜開催概要＞

※各会場　入場無料

【東京会場：Bunkamura Gallery／Wall Gallery】

開催日時：2023年3月15日(水)～3月26日(日) 10:00～19:00

場所：東京都渋谷区道玄坂 2-24-1 TEL 03-3477-9174

交通：

JR線「渋谷駅」ハチ公口より徒歩7分

東京メトロ銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」より徒歩7分

東急東横線・田園都市線・東京メトロ半蔵門線・副都心線「渋谷駅」A2出口より徒歩5分

【横浜会場：障害者スポーツ文化センター横浜ラポール】

開催日時：2023年3月29日(水)～4月2日(日) 9:30～18:00

※4月2日(日)は17:00まで