北九州市教育委員会(福岡県)とゼンリンは3月8日、「学校におけるICT活用推進に向けた連携協定」を締結した。本協定により、独自性のあるICT教育を推進し、子供たちの学びの深化やシビックプライドを醸成することを目指す。
ゼンリンと北九州市教育委員会は、同社が提供している小学校向けプログラミング教材「まなっぷ School Edition」(2021年3月提供開始)の商品化に向けたヒアリング及び実証試験を北九州市内の小学校で行うなど、2018年より連携してきた。また、市教委はGIGAスクール構想の実現に向け、「Scratch」を活用したプログラミング教育など、ICT教育に取り組んでいる。
今回、同社が保有する地図を活用したプログラミング教材や学習指導案などのノウハウが、市教委が目指す「ICT教育推進」及び「地域理解・シビックプライドの醸成」に寄与できると双方が考え、連携協定を締結するに至ったという。
本協定に基づき両者は、以下の事項で連携・協力する。
具体的な取り組みとして、2023年度は、ゼンリンからの学校へのインストラクター派遣や、地図を活用したプログラミング発表会を実施する予定だ。