CA Tech Kidsは、主催する小学生のためのプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix 2022」の決勝プレゼンテーションを2月26日に開催し、各種受賞者を発表した。
「Tech Kids Grand Prix」は、これからの時代を担っていくすべての小学生に向けた国内最大のプログラミングコンテスト。『21世紀を創るのは、君たちだ。』をスローガンに掲げ、賛同する多くの企業や団体と共に2018年より毎年開催している。5年目となる今年度は全国から5,210件のエントリーがあった。
今年度からの新たな取り組みとして、全国47都道府県を北海道東北、関東、中部、近畿、中四国、九州沖縄の6つのエリアに分けた「エリア予選」を開催。各エリア予選を勝ち抜いた10人のファイナリストが、2月26日に渋谷ヒカリエで行われた決勝プレゼンテーションで、自身の作品を発表した。
賞金40万円が贈呈されるグランプリに輝いたのは、関東エリア代表の山本匡一郎さん(埼玉県・小学6年生)。受賞作品の「ほしをめぐるぼうけん」は、仮想の国同士の戦いを止めるゲーム。ロシアによるウクライナ侵攻のニュースを見てショックを受けたことから、“戦わないゲーム”を着想。メッセージ性だけでなく、ゲームとして楽しいかどうかという視点でゲームバランスまでこだわり抜いた作品だ。
その他、今回のコンテストの審査項目である3つの観点における賞として、VISION AWARD(掲げる夢や実現したい世界観)、PRODUCT AWARD(夢を実現するクリエイティブなアイデアとそれを体現した作品)、PRESENTATION AWARD(自身のビジョンやプロダクトを社会に発信していく姿勢)を各1人ずつ選出したほか、特別賞として協賛企業各社が選ぶ協賛企業賞の表彰も行われた。
各賞の受賞作品は下記サイトで確認できる。サイトでは、決勝プレゼンテーションの動画やファイナリスト作品、各ツール賞なども見ることができる。