NECは、2023年1月に学習eポータルOpen Platform for Education (以下、OPE)に連携する学習コンテンツを拡充した。新たに12社のコンテンツと連携するとともに、学習eポータルの強みである端末のログオンと各社学習コンテンツのログイン時のID/パスワードが統一できるシングル・サイン・オンによりシームレスな接続を実現。また、学習コンテンツ拡充に伴いwebサイトもリニューアルした。
2023年度、文部科学省が実施する「全国学力・学習状況調査」は、一部同省が提供するCBTシステム「MEXCBT」を活用し、児童・生徒それぞれ1人1台の端末から、ネットワークを介して実施される予定だ。実施にあたっては、「MEXCBT」に対応した学習eポータルの導入が必要となる。
NECでは、「MEXCBT」に対応した学習eポータルに加えて、教育DXを見据えてあらゆる学習コンテンツとシームレスな接続を実現するべく連携コンテンツの強化を図ってきた。また、様々な企業が学習eポータルを立ち上げる中、教育委員会からの「結局どのポータルサイトが良いのかわかりづらい」「どのようなことができるのかわかりづらい」などの声を受け、わかりやすい情報提供を行うべくOPE公式サイトのリニューアルを行い、同社の特徴を明確にした。
独自に連携する3社の学習コンテンツに、新たに12社のパートナーの学習コンテンツを追加した。AIドリル、英会話、プログラミング等、昨今教育現場から求められる教材に対応したコンテンツを用意している。
【NECが独自提供している教材】
【新たに連携した学習コンテンツ】
学習コンテンツ拡充に伴いリニューアルされたwebサイトでは、OPEおよび「学校ICT総合サポート」について、その特徴や強みを紹介するとともに、OPEのロールモデルとなる自治体として、山陽小野田市の活用事例を紹介している。
同市では学習eポータル×AIドリルを用いた具体的な活用方法について網羅しており、あらゆる教材へのシームレスな接続を実現している。なお、活用事例は今後も順次アップデート予定。