鹿児島工業高等専門学校は、志學館大学(鹿児島県鹿児島市)・鹿児島霧島市教育委員会と共に、連携講座ニューライフカレッジ霧島「隼人学」(第9回)を1月14日に開催した。
ニューライフカレッジ霧島「隼人学」は、鹿児島高専が志學館大学、霧島市教育委員会と協力して開催する生涯学習講座。2000年度から実施している本講座では、毎年異なるテーマが設定される。今回取り上げられるテーマは、私たちの地域を南九州という広い視野と多角的な視点から発掘しつつ学び、地域でより豊かに生き発展させるために生かし、未来に繋いでいこうとする地域学。
2022年度は、「地域から私と世界を変える17章(後編)」と題し、SDGs(持続可能な開発目標)の17ある目標を手がかりに、地域の未来づくりが世界をよりよいものに変えることにも繋がっていることを学んでいる。
この日開催された講座もSDGsをメインテーマに、城山観光株式会社SDGs推進室室長の安川あかね氏が講師を務め、「SHIROYAMA HOTEL kagoshimaのSDGs、-全員参加の挑戦」と題する講演が行われた。
講演では、ホテルが抱える4つの課題(食品ロス・CO2削減・環境保全・脱プラスチック)の対策について、様々な取組事例が紹介された。参加者は、自分達が日々の生活の中で、どのようにSDGsを捉え、どう行動すべきなのかを問う講義に、真剣に聴き入っていた。