JMCは2月2日、データベースの技術者集団としてデータ活用推進のためのデータガバナンス製品・サービスを提供するインサイトテクノロジーの第三者割当増資を引き受け、出資したことを発表した。
インサイトテクノロジーは1995年創業。データベース技術を追究し、DXインフラ関連の製品をプロフェッショナルサービスと共に提供している。2018年からはマルチデータベース・マルチクラウド対応、ライセンスのサブスクリプション化を推進し、自社開発製品にAI(機械学習機能)を搭載するなど事業転換を進めており、第二創業期を迎えている。
教育のIT化推進事業を展開するJMCは、「GIGAスクール構想」の児童・生徒一人1台端末や高速通信ネットワーク整備の実現に貢献してきた。教育ビッグデータの利活用により、時間や距離などの制約を超えた学びや個別最適で効果的な学び、新たな知見の生成や共有など、従来の教育現場におけるさまざまな課題が解決でき、学びの可能性が広がることに期待が寄せられている。
今回の出資により、インサイトテクノロジーのデータ利活用に関する高い技術力と、JMCの教育分野で培ったノウハウのシナジーが、多種多様で膨大なデータからの有益な情報の抽出や、個人情報を秘匿化したままでの傾向分析など教育ビッグデータの利活用を促進する基盤になると確信しているという。