大阪府枚方市の春日東野幼稚園は4月から、3~5歳児クラスの全在園児を対象に、タブレット端末を使用した教育カリキュラムを正課保育時間内で導入する。
同園では、スマートデバイスを娯楽目的だけでなく、楽しみながら学ぶツールとして子供達に使用してもらいたいと考え、子供の好奇心を活かせる、これまでの紙のワークブックにはない教育教材を検討してきた。
その中で、フレーベル館サポートのもと、ユニティが開発する「あそんでまなぶ!forスクール」の導入を決定。言葉や計算、プログラミング等、子供の発達段階に合わせた教育アプリを利用したカリキュラムを、年少・年中・年長組の全園児向けに2023年度より実施することとなった。
同園ではこれまでも、課外クラブでタブレット端末を使った教室を行ってきたが、今回は就学前学習として全園児を対象に行う。併せて、使用時間を決めて学ぶなど、心と体に影響を及ぼさない適切なデバイスの使い方の習慣を身につけていくことも目指すという。