パナソニック コネクトは、教育現場やオフィスの新たなニーズに応える液晶レーザープロジェクター「PT-CMZ50J」を4月~6月に発売する。価格はオープン。
明るさ5,200lm、解像度WUXGA、対話しながら知見を深める双方向型授業が推進される教育現場のニーズに応える超短焦点モデル。80型映像を1cmの距離で投写できるので、限られたスペースでも大画面を見ながら円滑にコミュニケーションが可能。
設置後は、デジタルズーム拡張機能や、デジタル画像シフト機能を用いて投写位置・サイズを容易に変更できるほか、リモコンや本体ボタン操作による電動フォーカス調整にも対応。さらに、ランプ方式の短焦点プロジェクターに比べて消費電力も低減。メンテナンスコストだけでなく、環境負荷の削減にも貢献する。
【特長の詳細】
1. どこでも見やすく大画面を投写
超短焦点レンズの搭載により、80型の大画面をわずか1 cmの距離で投写。最大120型までのスクリーンサイズに対応し、影が映り込む心配もほとんどない。明るさは5,200 lmと、ポータブルモデルながら高輝度を実現。3,000,000:1の高コントラスト比もあいまって、LEDなどの照明環境でも、鮮やかでメリハリのある映像表示が可能。解像度はフルHDより精細なWUXGAを採用し、図面などの細かな資料もストレスなく確認できる。26 dBの静音運転が可能で、レンズの飛び出しがなく洗練された筐体は、白または黒の2色を用意。教室・会議室からミュージアムまで多彩な空間に調和する。
2. スペース要らずで設置もスムーズ
近年、ハイブリット型の授業・会議に対応するため、カメラやマイクなどの機器が天井に配置され、プロジェクターのためのスペース確保が難しくなってきている。本製品は、新発売となる壁掛け金具「ET-WBC100」に対応し、プロジェクター本体を壁から掛けて設置できるため、照明・音響機器が天井に取り付けられていても問題ない。金具は出荷時点で一部が組み立てられており、簡単に取り付け可能。また、設置後の調整もスムーズに行えるよう、投写サイズを調整できる「デジタルズーム拡張」機能や投写位置を上下・左右に最大12%ずつ動かせる「デジタル画像シフト」機能を搭載。超短焦点プロジェクターカテゴリ―(レンズ交換式を除く)で唯一、スクリーンセンターおよび周辺の電動フォーカスにも対応し、プロジェクター設置後、フォーカスをリモコンだけで簡単かつ精密に調整できる。
3.日々の運用をストレスフリーに
電源オン後 約1秒で投写できる「高速スタートアップ」や、プロジェクターを含めた機器を一括操作できるCECコマンド制御に対応するなど、準備時間の節約に貢献。また、4K信号入力に加え、2,560 x 1,080(21:9)および3,240 x 1,080(27:9)のワイドスクリーン信号入力に対応。2台接続用にHDMI(TM)出力端子も装備するなど、拡張性がさらに向上している。ワイヤレスソリューションも豊富に取り揃えており、手持ちのデバイスから投写できるアプリに加え、CECコマンド制御との連携により、電源オンからコンテンツ共有までボタン1つで完結できるワイヤレスプレゼンテーションシステム「PressIT」を用意。ケーブルレスでの快適なコミュニケーションを促進する。
4. その他:環境にも配慮した製品設計
高効率な光学設計の採用により、ランプ光源の短焦点プロジェクターに比べ、輝度あたりの消費電力を約31%低減。光源・フィルターともに20,000時間交換なしで使用でき、廃棄も最小化。運用からメンテナンスまで、環境に配慮した製品設計を実現している。