青森大学、公開講座「事業承継イノベーション」最終回1/19開講〜事業承継を経営学の観点から

2023年1月18日

青森大学では2022年9月から、総合経営学部の選択科目として「事業承継イノベーション」を開講。事業承継についてさまざまな視点から学びを重ねてきた。1月19日には第15回（最終回）が行われる予定で、同学の落合康裕客員教授が登壇する。なお、同科目は公開講座としても開講されており、一般の申し込みも可。聴講無料、要事前申し込み。

事業承継には、新しいビジネスモデルの創出による事業承継や売却による事業の継承、従業員承継などさまざまな形がある。

青森大学が開講する「事業承継イノベーション」では、金井一賴学長をはじめ、丸大サクラヰ薬局の櫻井清会長や玉川堂の玉川基行社長、南部美人の久慈浩介社長らが事業承継に関する経験について講義を行ってきた。多種多様な事業承継や、それらがもたらす可能性について学ぶとともに、事業承継に深く関わる経営の本質である経営理念、戦略、イノベーション等について考えるトレーニングを重ねてきた。

最終回となる第15回は、落合康裕客員教授が講師を務める。落合教授は大和証券株式会社本社人事部で労務管理業務を、大和証券SMBC株式会社金融法人部で機関投資家に対するRM業務を担当するなどした後、研究者に転身。ファミリービジネスの事業承継について経営学の観点から研究を行っている。

なお、同講義は総合経営学部3年生の選択科目として実施するが、公開講座として広く一般市民にも開講。Zoomで誰でも受講することができる。概要は下記の通り。