福岡市では、2022年12月末までにすべての市立小中学校の特別教室への空調整備が完了し、1月から使用できるようになった。今回整備したのは小中学校187校の理科室や音楽室など計897教室。同市の全学校数は215校だが、残りの学校はすでに整備済み。
同市では、近年の温暖化の影響による猛暑や厳冬などに対応し、児童生徒が健康で学びやすい学習環境を整え落ち着いて勉強ができるよう、全国に先駆けて空調整備に取り組んできた。普通教室については2016年8月までに全教室整備を完了、2020年度からは特別教室への整備を進めていた。公立小中学校全教室の空調完備は政令指定都市では3例目。九州では初めて。