東京都国立市の国立学園小学校は、子ども大学くにたち(CUKu)とのコラボ公演で、同校の授業で講師を努めた女優の紺野美沙子さんによる朗読会「星は見ている~原爆でわが子を亡くした父母らの手記より~」を1月14日(土)に開催する。
■昭和29年に出版された手記を紺野さんが読み上げる
平和の大切さを伝える 朗読×映像×お話「星は見ている~原爆でわが子を亡くした父母らの手記より~」では、昭和29年8月に出版された手記「星は見ている~全滅したヒロシマ一中一年生・父母の手記集」(鱒書房)の最後の1編を、美しい音楽と小川典監督のオリジナル映像にあわせ、紺野美沙子さんが読み上げる。
■生徒の遺品ととともに平和の大切さを伝える
スクリーンには果てしない星空が広がる。その一方で、原爆により一瞬にして命を奪われた生徒たちの遺品や広島大通りの現在の映像が映し出される。そうした映像を背景に紺野さんが平和の大切さなどを子供たちに直接語りかける。
■クイズで楽しくSDGsを学ぶ
紺野美沙子さんによる公演・お話・質疑応答の後、最後の20分間は「SDGsのマーククイズde楽しもう!」として、CUKu理事長の稲葉茂勝氏によるSDGsをクイズで楽しく学ぶ時間となる。
<イベント概要>
開催日時:1月14日(土)10:30~12:00(開場10:00)
会場:国立学園小学校 体育館
国立市中2丁目6-6(JR国立駅より徒歩10分)
対象:小学生、中学生、高校生、大学生
参加費:無料 ※対象者の兄弟・保護者・紹介者も参加可能(ただし大人は参加費1000円)
募集人数:小学生250人、その他250人
主催:国立学園小学校、NPO法人子ども大学くにたち
協力:朗読座
【申し込み】
①国立学園小学校の在学児童、その兄弟・保護者、紹介者など
→直接、国立学園小学校へ連絡
②上記①以外の人
→以下のNPO法人子ども大学くにたちまで連絡
TEL:042-575-8889、FAX:042-575-8886
Eメール:kodomodaigaku.kunitachi@gmail.com
【スケジュール】
10:00 開場
10:30~11:40 紺野美沙子さんの公演・お話・質疑応答
11:40~12:00 SDGsのマーククイズde楽しもう!(CUKu理事長 稲葉茂勝氏)
【紺野美沙子さんプロフィール】
1980年、慶應義塾大学在学中にNHK連続テレビ小説「虹を織る」のヒロイン役で人気を博す。テレビ・映画・舞台で活躍する一方、1998年に国連開発計画親善大使の任命を受け、国際協力の分野でも活躍中。2010年秋から「紺野美沙子の朗読座」を主宰。NHKエフエム「音楽遊覧飛行」案内役を担当。元祖スー女としても知られ横綱審議委員である。