公財・自動車リサイクル促進センターは、「国民生活を支える自動車産業に関わる人々の工夫や努力」に直接触れてもらうことを目的に11月30日、長崎県内の小学生を対象にした「整備事業者の見学会」を実施した。
当日は、新上五島町立若松中央小学校の児童ら14名が参加。まず座学で自動車を安全に長く使用できるように点検整備する整備事業者の役割や新品部品とリサイクル部品の違いなどを学んだ。
次に工場に移動し、ブレーキパットなどの部品やタイヤ等を交換する様子、環境負荷を低減し新品部品より安価なリサイクル部品を紹介する様子などを見学した。
見学を終えた参加者からは、「リサイクル部品の値段が新品よりも安くて驚いた」「ひとつの車からたくさんの部品がリサイクルされていることが分かった」などの声が聞かれ、車を安全に長く使ってもらえるように定期的に点検整備する整備事業者の役割に触れる機会となった。