金沢工業大学はこのほど、データサイエンス力を有し地域・企業のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進するデジタル人材育成のためのゲーミフィケーション教材「データサイエンスゲーム スマートシティ版」を開発し、無償ダウンロードを開始した。
開発は、経営情報学科・SDGs推進センターの教職員、経営情報学科平本研究室・学生団体「SDGs Global Youth Innovators」の学生が行った。
「データサイエンスゲーム スマートシティ版」は、日本の教育機関において取り組まれているプログラミング教育で活用できる、より実践的で、社会ニーズの高いデジタル人材を育成するためのツールとして、同学が2022年3月から企画・開発を進めてきたもの。
「脱炭素社会」「循環型社会」「ウェルビーイング社会」「自然との共存共創社会」といった4つの理想の社会を達成することを目標としたゲームで、プレイヤーはリソースカードとして、予算とデータを入手していき、それを用いて都市の中の様々な生活・ビジネスシーンを最新技術の活用によりアップデートしていく。生活・ビジネスシーンがアップデートされることにより、4種類の理想の社会が徐々に実現。どの生活・ビジネスシーンがアップデートされると、どの理想の社会の実現に貢献するのかを予想しながら、理想の社会の早期実現を目指す協力型のゲームとなっている。ゲームを通してデータサイエンスの基礎的な考え方を学べる要素が盛り込まれている。
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