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平均年収が高い言語はScala、TypeScript、Go言語がトップ3~paiza「プログラミング言語に関する調査2022」

2022年12月23日

ITエンジニア向け国内最大の転職・就職・学習プラットフォーム「paiza(パイザ)」を運営するpaizaは、登録者のITエンジニア、プログラミング学習者を対象に「プログラミング言語に関する調査(2022年版)」を実施し、12月20日、その結果を発表した。

今回の調査では、転職における言語別の平均年収を2020年との比較で調査している。
ここでいう「平均年収」は、同社が運営するITエンジニア向け転職サービス「paiza転職」において、2020年〜2022年に継続してに掲載した企業の求人票に記載された年収を言語別に集計し、記載年収の中央の値(年収600万円~800万円と記載されている場合は700万円)に基づき平均を算出したもの。

 

■スキル保有者が少ない言語の年収が高くなる傾向

2022年の言語別の平均年収ランキングでは、学習人気、企業ニーズともに伸びている比較的新しい言語Scala、TypeScript、Go言語がトップ3となった。特にScalaは2020年と比べて平均年収が約72万円もの大幅アップとなっている。

 

 

「paiza転職」の登録者で上記3言語の基礎知識がある人はごく少数で、Scalaで全体の1.0%、TypeScriptで2.6%、Go言語で2.4%。希少なスキルを持つ人材を獲得するために企業が年収を上げていることが考えられる、と同社は分析している。

一方で、C++やCは2020年と比べて平均年収が各約44万円、約46万円と大きく減少している。同社は、その理由としては、C++の場合、基礎知識を持つ社会人の数が少なく(約11.2%)採用が難しいものの、学習経験者は多い(学生の学習人気言語3位)ため、経験が浅い若手人材の採用が進んだ結果、平均年収が下がったのではないか、と分析している。

 

paiza株式会社

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