放課後NPOアフタースクールとソニー銀行は12月14日、小学生(低学年)と保護者が一緒にお金のつかいみちを学べるアニメーション動画「はじめての金融教育 お金をもらったらどうする?」を公開した。
アニメーション動画は、小学1年生の主人公ひろくんが親戚の方からポチ袋をもらったところから始まる。始めにひろくんは、欲しかったグッズとチョコを買おうとするが、お姉さんと従兄のお兄さんは自分の夢のために貯金や寄付をすると言う。
ひろくんは二人と話すなかで、お金は「使う」だけでなく、自分の夢を叶えるために、「誰かを応援したり(寄付)」、「未来のために銀行に貯めること(預金)」もできると知り、自分の夢は何か、お金をどう使いたいか初めて考える――という内容。5分強の動画となっている。
近年、キャッシュレス決済やオンラインショッピングの普及により、子供たちが現金に触れ、お金の大切さやお金のつかいみちを身近に感じる機会は減少している。
ソニー銀行によると、同行で1年のうち最も小学生を含む子供名義の口座開設が多いのは1月。お年玉などで年末年始は子供がお金に触れる機会が増えるタイミングだ。
また、小学生低学年の放課後・長休みの時間は約1,600時間/年と、学校にいる1,200時間/年より長く、放課後・長休みの時間に子供たちに価値ある体験を届けることが大切だ。
このような背景のなか、今回のアニメーション動画は放課後・長休みの時間に、初めての金融教育として、子供と保護者が一緒にお金のつかいみちについて学び、子供の夢やどのようにお金をつかうか語り合うことを目的に、放課後NPOアフタースクールとソニー銀行が協働して企画・作成した。放課後NPOスクールの活動現場でも、金融教育の教材として活用していくという。
▶︎アニメーション動画「はじめての金融教育 お金をもらったらどうする?」
(放課後NPOアフタースクールのYouTubeチャンネルに移動します)