一社・イエローピンプロジェクトは11月30日、横浜市立勝田小学校で、社会課題のひとつ「海洋プラスチックごみ」をテーマにした「プログラミングで海のSDGs!」出前授業を行った。本取り組みは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる「日本財団『海と日本プロジェクト』」の一環。この日は、4年生110名を対象に、1人1台のタブレット端末を利用して「Scratchで海の生き物を救おう」を実施した。
授業は、SDGsの目標14番「海の豊かさを守ろう」に関わる社会課題のひとつ、「海洋プラスチックごみ」がテーマ。SDGsとは何か、授業の始めに参加者全員で考え、次にタブレットを使用してブロックプログラミングソフト・Scratchの操作を勉強した。
「Scratchで海の生き物を救おう」では、お腹がすいているシャチに魚を食べてもらうようにメッセージを送るプログラムを組んだ。授業の中で、海洋プラスチックごみ問題に触れ、プラスチックは生活するうえで便利な反面、適切な使用や分別をしないと、海に流出したプラスチックごみが海の生き物たちを傷つけてしまうということを学んだ。
SDGs学習を取り入れたプログラミング学習を通して、たのしく海の社会課題とその解決について学ぶことができ、海の大切さを考え、社会課題解決につながる行動に移していける探究心を持つきっかけになった。