和歌山県立日高高等学校附属中学校で11月8日、華為技術日本(ファーウェイ・ジャパン)のICT研修プログラム「未来の種JAPAN」で提供している「Touch our Technology!」が開催された。3年生の36名が参加した。
「未来の種JAPAN」プログラムは同社のCSR活動の一環で、情報通信技術やグローバルに興味を持つ日本の中高生に、最先端の情報通信技術について学ぶ機会を提供することを目的としている。
第一部の講演には竹千代の代表取締役社長、谷正義氏が講師として登壇。「多様で平等な地域社会へ」をテーマに農福への取り組みを解説した。
第二部ではワークショップを開催。「高齢化対策」「鳥獣対策」「伝統産業・技術継承対策」「インバウンドツーリズム」「空き家対策」の5つのテーマで議論を行った。
生徒からは「空き家アートによる地域活性」「空き家の取り壊しをエンターテイメント事業化」「空き家対策を学校の授業として行うことで継続的に取り組む」「ビニールハウス農業の推進と生ごみ処理の手法改善」「里山にドローンで廃棄野菜などのエサを運び、増えた野生動物をジビエ料理として提供する」など、ユニークなアイデアが発表された。