文化庁は「海賊版対策事業 トレーニングセミナー(東南アジア)」を開催する。アニメ映画『竜とそばかすの姫』はなぜ世界的ヒットに繋がったのか、海賊版対策を講じることがどうやって最終的にビジネス拡大に繋がるのか――12月9日、13日、20日の全3回で著作権問題を学ぶ海賊版対策・正規版流通セミナー。事前申込制。
デジタル化・ネットワーク化の進展に伴い著作物が国境を越えて流通する中、技術の発展により著作物の複製等が容易となり、著作権を侵害したコンテンツも国境を越えて流通し、日本文化コンテンツの権利者に深刻な被害を与えている。日本文化コンテンツ消費拡大が見込まれる東南アジアの国・地域において、海賊版取締りの実効性を高めながら、正規版の流通を促進するため、3回にわたってオンラインセミナーを開催し、侵害対策、正規版の流通促進を啓蒙・強化する。
日 程 12月9日(金)、13日(火)、20日(火)、全3回
形 式 オンライン(Zoom)
【対象国】タイ、フィリピン、シンガポール
<第1回>12月 9日(金)15時~18時
テーマ 現状把握と問題提議。シンガポール・タイ・フィリピンの専門家との対話。
登壇者 IPOT代表, IPOPHIL代表, タイ・フィリピン及びシンガポールのエンターテイメント弁護士
<第2回>12月13日(火)15時~18時
テーマ ケース・スタディ。3か国の著作権侵害訴訟とIPビジネスの成功例から学ぶこと。
登壇者 3か国のエンターテイメント弁護士,中山淳雄氏(Re entertainment), Nirada Sirikachaporn (Dream Express), Chawie Songsong-ward (ABS-CBN)
<第3回>12月20日(火)15時~18時
テーマ 現状把握と問題提議。シンガポール・タイ・フィリピンの専門家との対話。
登壇者 林美千代氏(Brand Promise),千陽崇之氏(Chizu Music Supervision),風早完次氏(Culture Connect), 3か国のエンターテイメント弁護士
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