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「embotアイデアコンテスト 2022」小学生10人が自作ロボットをプレゼン

2022年11月30日

embotアイデアコンテスト実行委員会は11月13日、小学生が“デジタルなモノづくり”に挑戦するプログラミングロボットコンテスト「embotアイデアコンテスト 2022最終選考会&表彰式」を開催した。

 

 

■アイデアを形にする“デジタルなモノづくり”に挑戦

タカラトミーから発売されているプログラミング教育ロボット「embot」を活用した本コンテストは今年で4回目の開催。小学生たちに「プログラミングのスキルを用い、アイデアを形にする”デジタルなモノづくり”に挑戦してもらいたい」という想いで、2019年から始まった。

コンテストの題材となる「embot」は、ダンボールキットとサーボモーターやLEDなどの電子工作キットがセットになったプログラミングロボット。無料の専用アプリでプログラミングを行うことで、自分のつくったロボットを動かすことができる。子供たちのアイデア次第で自由に「ものづくり」と「プログラミング」を楽しめる教材として、小学校の授業にも活用されている。

コンテストでは、「アイデア力」「工作力」「表現力」という3つのポイントで審査を行い、一次選考を通過者が11月13に開催された「最終選考会」に臨んだ。

 

■最優秀賞は実際のボーリングからヒントを得たエンターテインメント作品

当日は、一次選考を通過した小学生10人が、全国から参加。何度も試行錯誤を重ねてつくりあげた自慢の作品についてデモを行い、工作やプログラミングの工夫した点などをプレゼンした。その後の審査会を経て、最優秀賞、タカラトミー賞、e-Craft賞、審査員特別賞が決定し、表彰式が行われた。

2022年度の最優秀賞に選ばれたのは、大阪府の小学6年生、岩野新(いわのあらた)さんの「ボーリング」。岩野さんは、2021年度はチームで挑戦し入賞し、今回は2度目の挑戦となった。

 

 

最優秀賞の岩野新さん

 

作品「ボーリング」のプログラム

 

「ボーリング」は、ミニチュアのボーリングのピンを並べると、ロボットがボールを投げてくれるエンターテインメント作品です。ボーリングのピンが倒れると「成功」「残念」と教えてくれるほか、実際のボーリング場のように投げたボールが戻ってくるなど、ボーリングを楽しく遊べる工夫が凝らされている。

 

その他の受賞作品は下記の公式サイトで確認できる。

「embotアイデアコンテスト 2022」

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