国際シンクタンクDQ Instituteは11月10日、サウジアラビアの首都リヤドで開催されたグローバル・サイバーセキュリティ・フォーラムで、最新の Child Online Safety Index(=児童オンライン安全指数スコア、通称COSI)のランキングを発表した。
COSIのレポートによれば、2021年9月から2022年9月までの1年間に、世界中の8~18歳の子供や青少年のほぼ4人に3人(73%)が、少なくとも1つのインターネット上の危険や課題に直面したことが分かっている。
フォーラムでは、その他にも以下の具体的な調査結果が発表された。
調査対象国の子供や青少年のうち、
Child Online Safety Index (COSI) は、子供のオンラインの安全性を向上させるための国家レベルの指標。調査結果は、オンライン上での子供の安全性の構築に関連する「子供、保護者、学校、ICT事業者、自治体(ソフト/ハードインフラ整備など)」の6つのグループの貢献度合いからを総合して算出されている。2022年は、欧米と東アジアの国々が全般的に順位が高く、イギリス、次いで日本が上位国として発表された。
以下の2022年版のCOSI特設ページでは、世界100カ国のCOSIランキングと国別レポートを見ることができる。