企業や教育機関のDXを支援するストリートスマートは、LODU及びできるシリーズ編集部との共著 『できる Google for Education SDGs授業実践』を、インプレスより発行した。SDGsとICT教育を掛け合わせ、デジタルを活用して授業でSDGs教育を行うためのアイデアをわかりやすく解説している。
学習指導要領の改訂により「持続可能な社会の創り手」の育成が明示され、入試にはSDGsに関する問題が出題されるようになった。しかし学校現場では、「SDGsを授業でどう教えていけばよいのかがイメージできない」という声も多く、授業展開にはまだ課題がある。
そのような状況を受け同社は、SDGsイノベーション教育が専門の平本督太郎氏が所属する金沢工業大学と2021年9月に共同研究を開始し、ICTとSDGsを組み合わせた教育推進の取り組みを進めている。2022年2月からは、金沢工業大学とSDGsゲーミフィケーション教材「THE SDGs アクションカードゲーム X(クロス)」の共同開発を行うLODUも参画し、三者による共同プロジェクトとして取り組んでいる。
今回、そのプロジェクトの一環として、「SDGs・教育・ICTをつなぐ」をテーマに、授業実践のためのガイドブックを発行することとなった。
本書では、SDGsは何を目指していて、どのような考え方が重要となるのか、また、なぜ今SDGsを授業で実践する必要があるのか、SDGsを達成するために私たちは何をすべきなのか……こうしたさまざまな疑問に答え、児童生徒にわかりやすく伝えられるようSDGsの解説を端的にまとめている。SDGsという幅広く、またさまざまな問題が複雑に絡み合っている概念を、楽しみながら自分ごとに落とし込むことができるSDGsゲーミフィケーション教材の紹介や、「Google for Education」を活用した授業実践のアイデアも。
なお、本書籍の内容はストリートスマートの先生向けサービスサイト「master study」でも、基本契約プランの会員様限定で公開する。
第1章 なぜ今「SDGs」なのか
第2章 楽しく学べる!ゲーミフィケーション教材
第3章 Google for Education の幅広いサポート
付録 SDGsの授業実践アイデア