山口大学、日本行政書士会連合会(日行連)、コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の三者による著作権教育Eネットワークはこのほど、小学生を対象とした著作権教育用の教材を制作し公開した。ACCSのwebサイトから無料で自由にダウンロードできる。
著作権教育Eネットワークは、2019年5月に締結した「著作権の普及啓発に係る包括連携協力に関する協定」に基づき、ICT活用教育で必須とされる知財創造教育分野への取り組みにおいて、三者が連携して著作権に関する普及啓発活動を行っている。
今回公開したのは、「小学生中学年」および「小学生高学年」向けの教材。小学生が知っておくべき著作権について必要十分な内容をまとめている。1コマの授業時間で完結できる構成となっており、必要な部分をピックアップして利用することも可能だ。学習指導要領の「引用のしかた」についても解説している。
また、本教材のエッセンスを7分間にまとめた動画を山口大学の学生らが制作、併せて公開した。小学3・4年生が学校で創作する作文や絵を題材にしながら、著作権のきまりについて専門用語をなるべく使わずやさしく解説している。動画はMP4ファイルで、教室での上映はもちろん、個人学習にも活用できる。
これらの教材ならびに動画は、ACCSのwebサイトから自由にダウンロードして利用できる。
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