文部科学省はこのほど、公募していた「次世代の学校・教育現場を見据えた先端技術・教育データの利活用推進事業(実証地域)」の2022年度採択団体を決定、公表した。今回の公募で採択されたのは以下の10団体。
本事業では、初等中等教育が抱えている効果的なカリキュラムマネジメントの実施や校務の効率化などといった重要課題に対し、先端技術(AR・VR・センシング技術等)や教育データを効果的に利活用することによって改善・解決を図る取組について、教育現場と企業・研究機関等との協働による実証を実施し、課題ごとに好事例の創出やその整理を行う。
その際、先端技術や教育データの利活用に必要なコストと得られる成果及び成果を横展開するための方策について分析を行うとともに、利活用にあたっての自治体内・学校内の体制の在り方についても併せて分析・検証を行う。
各団体の実証研究の概要は以下のとおり。