カシオ計算機は、デジタルノートや辞書機能など小中高のICT教育に幅広く活用できる機能を一つに統合したICT学習アプリ「ClassPad.net」が、一社日本オンライン教育産業協会(JOTEA)主催「第19回 日本e-Learning大賞」の「GIGAスクール特別部門賞」を受賞したことを発表。
「ClassPad.net」は、デジタルノートやオンライン辞書機能、教員と生徒間のやりとりをサポートする授業支援機能、数学ツールを搭載したICT学習アプリ。関数電卓や電子辞書“EX-word(エクスワード)”で培った教育ノウハウを生かした、数学ツールや高校6教科に対応する学習コンテンツ、デジタルノートや授業支援機能を一つのアプリに備え、「GIGAスクール構想」により導入された端末でのICT活用や生徒の主体的、探求的な学びをサポートする。
機能を限定した高校向けのトライアル版は累計600校以上に導入され、今年4月からは小・中学校や大学向けにもサービスを拡充している。
今回の受賞を受け、同社は11月4日、JOTEA主催の「オンラインラーニングフォーラム2022」内で、学校関係者を対象にした受賞記念特別講演を行った。同社教育BU商品戦略部の上嶋宏部長、同 ソフト戦略室の森本真由氏が登壇し、「世界100か国へ教育事業を展開するカシオが考える定着するICT活用」と題して、「ClassPad.net」の特徴や、どんな授業・学習支援ができ、どのような効果があるのか、実際の学校教員の声などを含めて紹介した。