辞書アプリDONGRI、利用状況が分かる「ダッシュボード機能」を2023年度から提供開始

イーストは11月2日、辞書アプリDONGRIの一括採用校向けに「ダッシュボード機能」の提供を来年度より開始すると発表した。アカウント設定、利用状況の把握、辞書の利用を促進する教材のダウンロード、サポート窓口への問い合わせ等を一元化することにより、DONGRI採用校を導入から利活用定着までシームレスに支援する。

■辞書の利用状況が分かり指導に生かせる

辞書アプリDONGRIは、マルチプラットフォーム/マルチデバイス対応の辞書アプリ。オフラインで利用できるネイティブアプリ版（iOS、Windows、Android）と、ブラウザで利用するWeb版を用意。コンテンツは、小学校、中学校、高等学校それぞれの学習に最適な辞書・参考書・百科・用語集等を揃え、学校や生徒のニーズに合わせて様々な組み合わせが可能だ。

今回発表した「ダッシュボード機能」の概要は、以下のとおり。

＜教師向け＞

• アカウント管理（登録・更新・削除等）、辞書利用権の割り当て
• 学習状況（調べた単語の数、利用時間、しおり・メモの登録数等）を学年・クラス・辞書別に表示
• よく調べられている単語の一覧（ヒットチャート）を学校・学年・クラス・辞書別に表示
• 辞書で調べながら学習を進めるワークシート等の教材をダウンロード
• サポート窓口への問い合わせ。やり取りの履歴を表示

＜生徒向け＞

• 単語を調べた回数や、最近調べた単語の確認
• よく調べている単語の確認（本人、学年全体）

本機能により得られるメリットは多い。まず、調べた単語の数、利用時間、しおり・メモの登録数等は、生徒の「主体的に学習に取り組む態度」の評価に役立てることができる。また、新出語・重要語を理解するために辞書を活用しているか等、生徒の利用実態を把握することや、辞書の利用が習慣化していない生徒の存在を把握することで、その後の指導に役立てることができる。

サポート面でも、動作上の問題や操作に関する不明点は、学校のICT担当や出入りの業者を介さず、直接当社とやり取りすることにより早期解決が可能になる。

辞書アプリDONGRI

イースト株式会社