愛知県日進市の国際高等学校は10月15日、母体である名古屋商科大学主催の三ケ峯祭(学園祭)において、SDGsに関するプロジェクト研究の成果を発表した。国際高等学校の生徒は入学から6週間にわたって名商大ビジネススクールのDr. Hoe Chin Goi(ゴイ・ホーチン)教授の指導のもとSDGsプロジェクトに取り組み、来場者へ創意工夫を凝らしたゲーム提供やSDGsに関するオリジナルカードの配布を行った。
国際高等学校は今年9月1日に開校した全寮制の一条校。英語を公用語とし、9月入学制度を採用している。今年は一期生として国内外7カ国から新入生を迎えた。
今回のプロジェクトでは、入学から約6週間、生徒たちはSDGsとは何かを学ぶとともに、次世代を担うリーダーとしてどのように他者に行動を促すことができるのかを考え、学園祭でのブース出展を目指して取り組みを進めた。
当日は子供から大人まで多数が来場。来場者の言語に合わせて日英でプロジェクトの発表を行った。また、SDGsの意義をもっと多くの人に知ってもらうためにグループ毎に作成したゲームは「輪投げ」や「かるた」など日本文化を織り交ぜたゲームもあり、来場者が同校生徒と共に楽しみながらSDGsについて学ぶ様子が見られた。さらに、同会場内で行われた大学生主催「純喫茶」とのコラボレーションとして、純喫茶で提供された水、コーヒー、紅茶、オレンジジュースにまつわる「自宅でできる環境改善案」をカードにして配布した。