SchoolTech事業を展開するClassiと知多市教育委員会(愛知県)は、小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」の利用契約を締結。9月より同市内小中学校15校に導入し、順次利用を開始している。
tetoruは「学校からの連絡配信機能」 「保護者からの欠席連絡機能」を基本機能として搭載した小中学校向け保護者連絡サービス。市では、これまで先生と保護者の間で行われていた電話や連絡帳などによるコミュニケーションをデジタル化することで、学校からの連絡配信、保護者からの欠席連絡をオンラインで一元管理できるようになった。
また、保護者連絡機能だけではなく、校務支援システム「C4th」との連携機能を全国で初めて導入、活用することも決定した。欠席情報をC4thの出席管理システムにシームレスに繋げることで、先生の負担を更に軽減し、学校現場の働き方改革を促進する。
「知多市教育委員会では、校務支援システムの更新と併せて教員の業務負担を軽減するため、保護者連絡ツールの導入を検討し始めました。知多市では令和3年3月に知多市学校教育情報化推進計画を策定しており、データ連携による業務の効率化やデータ活用によるきめ細かな支援を重視しています。情報化推進委員会を立ち上げ、各学校の代表者と協議しながら校務支援システムを選定し、校務支援システムとデータ連携ができるtetoruを採択しました。
tetoruを活用することで、学校現場は欠席連絡の電話対応で毎朝20-30分ほど手がふさがっていた状況が改善され、出席簿への記録においても、データ連携により校務支援システムで確認しチェックをすることで転記して入力する必要がないため、業務の改善につながっています。今後の機能アップにも期待しています」