帝京平成大学は10月23日、大学院看護学研究科看護学専攻に博士課程を2023年4月に開設すると発表した。同課程は、「基盤看護学領域」「ケア実証看護学領域」「地域包括看護学領域」の3領域(各2分野)を開講。独創的で卓越した高度な研究能力と、幅広い視野と深い学識を基盤とした「看護・医療・保健・福祉の実践現場でリーダーを担える高度な看護実践者」「教育機関および臨床現場での優れた看護学教育者・看護学研究者」の育成を目指す。
同学看護学研究科看護学専攻は8月31日付で文部科学大臣より博士課程の設置が認可された。これに伴い、2023年度から学生の受け入れを開始する。設置領域は以下の3領域(各2分野)。
▼基盤看護学領域
○看護教育・キャリア開発分野
○看護倫理学分野
▼ケア実証看護学領域
○成人・高齢者看護実践開発分野
○小児看護実践開発分野
▼地域包括看護学領域
○地域・在宅支援看護学分野
○地域保健看護学分野
社会人学生に対する配慮として、集中講義のほか、平日午後6時以降の夜間にも講義を開講。また、同大の4キャンパス(中野、池袋、千葉、ちはら台)のメディアライブラリーセンターや他大学の図書館にある資料を利用する相互利用制度が整備されているほか、学内にはパソコンコーナーが設けられており、無線LANネットワーク環境も整備されている。
なお、入学者選抜要項等の詳細については、後日同学公式ウェブサイトに掲載される。