今年7月に設立された(一社)デジタル人材共創連盟(以下、デジ連)の設立記念イベントが10月18日、東京・渋谷スクランブルスクエアで開催された。
デジ連は、経済産業省「デジタル関連部活支援の在り方に関する検討会」が取りまとめた「Society5.0を見据えた中高生等のデジタル関連活動支援の在り方提言」の社会実装を担う団体として7月5日に設立。教員研修、課外活動支援、大会支援、ガイドライン策定など、様々な方面からデジタル活動支援を行うことを事業目的としている。
設立記念イベントで来賓として挨拶に立った太田房江経済産業副大臣は、「デジ連が“エンジン”となって、中高生等のデジタル活動に対する支援を広げ、自らの学びを深めていく生徒が増えていくことを期待する」とデジ連に対する期待を語った。
事務局長の春名絵美氏は今後の事業計画を説明。教育現場へのサポート、課外活動支援、デジタル大会支援を軸に事業を行っていくために、自治体や学校へ講師派遣や教材開発ができる正会員企業を募集すると発表した。
同時にデジタルコンテスト支援として、学生向けのデジタル系コンテスト情報を閲覧・掲載できるコンテンツを開始。大会運営者らに掲載を呼びかけていくと共に教員等を通じて学生への参加を促していく考えを示した。
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またデジ連では、中高生等のデジタル活動の発表の場として「デジタル学園祭&未来創造コンテスト(仮称)」の企画を進めている。これについても、今年度内に実行委員会を設置して協賛企業募集を開始、パイロット大会も開催すると発表した。